洞穴、洞窟、鍾乳洞の違い+できる仕組み

洞穴、洞窟、鍾乳洞のちがいを説明します

ケイビングする時に行く場所と言えば洞窟ですが、

洞窟(どうくつ)と鍾乳洞(しょうにゅうどう)はどう違うの?」と思ったことはありませんか?

同じような暗くて少し気温の低いトンネルのようなものかな?

とは思うけれど、はっきりわからない…

そんな人の為に、今回は、

洞穴(ほらあな)と洞窟(どうくつ)と鍾乳洞(しょうにゅうどう)の違い」について、

そして、できる仕組みについても解説します。

結論

自然にできたものと、人工的に作られたものでわかれます

  • 洞穴は、自然洞窟のこと
  • 鍾乳洞は、洞窟の一種
  • 洞窟は、自然にできた穴、人工的につくられた穴など全部を指す言葉
Book bug

さらに洞窟は、細かく種類がわかれるよ

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この記事の著者

管理人ママ

  • 年間250冊以上、学習まんが1000冊以上の読書家
  • 元教諭で2児のママ
  • 元大手アウトドア店員

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当サイトについて

当サイトは、子どもにおすすめの学習まんがを紹介しています。小学生の子どもに学習まんがを「1ヶ月75冊」買い与えた結果、成績が楽々アップしました。

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など、まんがで学ぶときにはちょっとしたコツがあります。アウトドアの仕事でえた知識も交えつつ、勉強になるまんがを紹介します

アウトドア経験:沢登り、カヤック、キャニオニング、クライミング、リードクライミング、登山(屋久島、冬山など)、ケービング、サーフィン、サップetc

読書経験:学習まんが1000冊以上

それぞれの詳しい種類については、以下でくわしく説明していきます↓

もくじ

洞穴(ほらあな)(どうけつ)とは

洞穴は、「ほらあな」と「どうけつ」、両方の読みができます。

「どうけつ」は、少し古い呼び名です。

洞穴とは、岩や崖、また大木や老木、氷河などに自然にできた穴のこと。一般的には人が入ることができる大きさのものを言う

洞窟(どうくつ)とは

洞窟とは、地中に人が入ることができる大きさの穴、空間のこと

自然にできたもの、人工的につくられたもの全て含みます

洞窟は3種類ある

洞窟は、どのように作られたか によって呼び名が変わります

そして、できる仕組みは3つあり、呼び名が3つに分かれます。

自然洞窟(しぜんどうくつ)

風、噴火、波などの自然現象によりできた洞窟のことをいいます

また、人以外の動物が掘ったものも含みます

例)鍾乳洞、クレバスなど

人口洞窟(じんこうどうくつ)

人口的につくられた洞窟のことをいいます

例)シェルター、トンネル、坑道(こうどう)など

混成洞窟(こんせいどうくつ)

自然にできた部分と人工的につくられた部分が合わさった洞窟のことをいいます

例)鉱山坑道(こうざんこうどう)と自然洞窟が繋がったものなど

鉱山坑道(こうざんこうどう)とは、金などの鉱物が採れる鉱山に、人工的に掘られた地下通路のこと

自然洞窟は5種類ある

自然にできる自然洞窟には5つ種類があります。

どんな風に作られたのかによって呼び名が変わります。

火山洞窟(かざんどうくつ)

火山の噴火により出てきた溶岩が、流れでてくる事でできた洞窟のことをいいます

火山洞窟の中でも種類があります

ガス噴出孔洞窟、溶岩洞窟(溶岩トンネル)など

例)溶岩洞窟の例→島根県の竜渓洞

構造洞窟(こうぞうどうくつ)

地すべりなどの物理的な現象により、割れ目ができたり、大きく開いたりしてできる洞窟のことをいいます

構造洞窟の中でも種類があります

地震洞窟、断層洞窟、節理洞窟など

例)節理洞窟もしくは、断層洞窟の例→クレバス

侵食洞窟(しんしょくどうくつ)

水や風などにより、岩石や地層が削られてできた洞窟のことをいいます

侵食洞窟の中でも種類があります

湖食洞窟、河食洞窟、風食洞窟、海食洞窟(海蝕洞窟(かいしょくどうくつ)など

例)海食洞窟の例→イタリアの青の洞窟、兵庫県にある下荒洞門(したあらどうもん)

溶食洞窟(ようしょくどうくつ)

雨水や地下水により、岩石が分解、溶解されてできた洞窟のことをいいます

溶食洞窟の中でも種類があります

石灰岩洞窟、石膏洞窟など

例)石灰岩洞窟の例→鍾乳洞(石灰洞)

掘削洞窟(くっさくどうくつ)

人以外の動物が掘ってつくった洞窟のことをいいます

洞穴に住む生物

洞窟にいるコウモリ
洞窟に住むコウモリ

洞穴には、普段みることのできない生物がすんでいます

洞穴にすむ生物の特徴

  • 光を好まない
  • 湿度が高い場所で生きることができる
  • 湿度が一定の場所で生きる
  • 色は白に近いか、土の色に似た茶色が多い

洞穴や洞窟は湿度が高く、奥に行くほど、光は基本的に全く入りません。

暗闇でも生きていく事ができるように、洞穴で生きる生物は、目が白くなっていたりします

誰もが知っている洞穴にいる生物と言えば、コウモリでしょうか。

洞穴に住むコウモリは、1種類ではありません。

3種類以上のコウモリが発見されています。

コウモリは、夜の間に外にでて、蛾などのエサを洞穴に持ち帰ります。

洞穴では天井にぶら下がり、冬眠する時期になると、1匹ずつ体を寄せ合い、大きな1つの塊になって寒い冬を過ごします。

コウモリ以外には、クモ、ムカデ、イモリ、ヘビなど様々な生き物が見つかっています。

コウモリのように、洞穴の中と外を行き来する生き物と、洞穴の中だけで生活する生き物がいます。

まとめ

  • 洞穴は、自然洞窟のこと
  • 鍾乳洞は、洞窟の一種
  • 洞窟は、自然にできた穴、人工的につくられた穴など全部を指す言葉

洞窟の中に入ると、普段の生活からかけ離れた体験をすることができます

感覚が研ぎ澄まされたり、このまま帰れないかもしれないという恐怖をあじわうことができます

大人にとっても子どもにとっても貴重な経験になるので、安全なツアーに申し込んで体験してみてください

洞窟の中は、夏は涼しく冬は寒く感じるので、夏に行くのがおすすめです

海外だと、小さな船に乗って洞窟の中に入ることができるイタリアの「青の洞窟」が有名です

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この記事を書いた人

マンガ大好きな子をもつ、読書が癖の管理人ママです。

マンガなら読める息子に、本を読んで知識を身につけてほしい……

という想いから「学習マンガ」を「1ヶ月75冊」買い与えました。

その結果、
・本が好きになった
・テストの点が20点以上あがった
・好きな科目ができた
このように学習マンガでも十分知識を身に付けて、結果がでるようになりました。

当サイトでは、学習マンガを主に紹介しています。
マンガなら読めるという子が、息子と同じように読書好き、本好きになってくれたら嬉しいなと思います。

アウトドアの仕事で得た経験や知識も子どもでもわかるように発信中です。

子ども向けプログラミング教室紹介サイトも運営中なので、必修化について気になっている方は下記リンクからプログラミングの記事へとんでください。

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