どうして岩石の種類はいろいろあるの?
こんなふうに疑問に思った小学生の子どものために
この記事では、岩石には種類があることや、マグマと関係していることについて簡単に解説します
岩石の種類は、マグマと関係しているよ
ラニ
- 年間250冊以上、学習まんが1000冊以上の読書家
- 元教諭で2児のママ
- 元大手アウトドア店員
当サイトについて
当サイトは、子どもにおすすめの学習まんがを紹介しています。小学生の子どもに学習まんがを「1ヶ月75冊」買い与えた結果、成績が楽々アップしました。
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など、まんがで学ぶときにはちょっとしたコツがあります。アウトドアの仕事でえた知識も交えつつ、勉強になるまんがを紹介します
アウトドア経験:沢登り、カヤック、キャニオニング、クライミング、リードクライミング、登山(屋久島、冬山など)、ケービング、サーフィン、サップetc
読書経験:学習まんが1000冊以上
マグマや岩石には、種類がある
マグマや岩石には、種類があります
マグマの成分や冷え方がちがうと、岩石になった時の色や呼び名が違ってきます
また、岩石になった時の呼び名にちなんで、マグマの呼び名も変えられています
玄武岩質マグマからは、玄武岩
安山岩質マグマからは、安山岩
流紋(りゅうもん)岩質マグマからは、流紋岩ができます
マグマにも岩石にも、種類があるんだね
マグマの種類が変わるのは、地表にあがってくるまでに科学変化を起こすから
マグマの種類が変化する理由は、
マグマが地表に上がってくるまでの間に、地殻を通過する過程で、科学変化を起こすからです
- 地殻の中でゆっくり冷やされる間に化学変化を起こす
- まわりにある岩石をマグマ自身の熱で溶かすことで化学反応を起こす
- 化学反応を起こしたマグマ同士が混ざりあってさらに化学反応を起こす
このようなことが、地殻の中でおきます
そして、マグマの冷えかたや、成分比率などによって、できる岩石が下記の図のように、変化します
・地殻ってなに?と思ったら、こちらの記事を先に読んでください↓
地殻が厚いと玄武岩質マグマ、薄いと安山岩質マグマができる
2016年に行われた調査により、地殻の厚さの違いで、出てくるマグマの種類が変化すると判明しました
参照:大陸は海から誕生したとする新説を提唱、西ノ島の噴火は大陸生成の再現か、2016年 9月 27日
(国立研究開発法人海洋研究開発機構ウェブサイト)
内容を簡単に説明すると、
- 地殻の厚い地域(厚さ30㎞以上)の火山→玄武岩質マグマを噴出する
- 地殻の薄い地域(厚さ30㎞未満)の火山→安山岩質マグマを噴出する
このような事が発見されました
この結果により、今までの定説(考え方)を覆す結果になりました
今までの定説は以下の通りです
- 地殻の薄い海洋底では玄武岩質マグマが噴出する
- 地殻の厚い大陸では安山岩質マグマが噴出する
海洋底にある海洋プレートの地殻は、薄く玄武岩質の岩石でできています
陸域にある大陸プレートの地殻は、平均して安山岩質の岩石でできています
このようなことから、今までの定説(考え方)が生まれました
地殻の分厚さのちがいで、岩石の種類がかわるんだね
まとめ:マグマの種類が変化すると岩石の種類も変化する
マグマの種類が変化したり、冷やされ方がかわることで、できる岩石の種類がかわります
岩石の図鑑も発売されているので、図書館でかりて読んでみましょう
岩石がわかる本紹介
岩石の種類を写真つきでわかりやすく解説している本です
自宅に1冊あると、調べるときに便利です
岩石は鉱物の集まりなんだけど、それも写真でわかりやすく解説してくれているよ
みたことのない綺麗な石もたくさんのってるから、写真を見るだけでワクワクするよ