火山はどんなしくみで噴火するの?

火山はどんなしくみで噴火するの?
小学生

火山はどうやって噴火するの?

小学生

噴火の大きさってちがうの?

こんな疑問をもっている小学生のために

この記事では、

「火山はどんなしくみで噴火するのか」「噴火の大きさのちがい」について解説します

管理人ママ

火山が一番多い国は、アメリカだよ。日本は4番目に多い国だよ

この記事を読むことで、このようなことがわかります↓

  • 噴火のしくみ
  • 噴火の大きさのちがい
  • 火山ができるしくみ
息子

日本には、爆発するように噴火する火山が多い理由も解説するよ

もくじ

火山は、噴火によってでできる

火山は噴火によってできる

火山は、噴火が起こることで作られます

火山ができるしくみ

地下でマグマが発生し、地表へ噴出する

その噴出物(ふんしゅつぶつ)がかたまり、積み重なって山となる

これが、火山ができるしくみです

噴火はどうしておこるの?噴火のしくみを解説

噴火とは、地面の下でマグマがつくられ、それが地表へ出てくることです

噴火のしくみ

地球上には、板状の厚い岩盤プレートが数枚存在する

そのプレート同士がぶつかった時、片方がもう片方のプレートの下に沈みこむ

深さ100㎞程度まで、地下深くもぐりこむ

沈み込んだプレートが海側にあったプレートの場合、そのプレートには海水がたくさん含まれている

海水をたくさん含んだプレートが地下深くもぐりこむと、その水分は軽いため、地上に向けて上昇し始める

地球の内部にあるマントルという所が、その水分によって溶けて、マグマが発生する

そのマグマには、もともと火山ガス(水蒸気や二酸化炭素)が溶け込んでいて、地下の浅いところまでくると、圧力が下がり、マグマの中の火山ガスが戻って泡になる

泡を含んだマグマは軽くなり、地上まで浮上してくる

これが噴火のしくみです

気象庁ホームページ、火山噴火の仕組みより参照
管理人ママ

噴火する仕組みは、炭酸ジュースの蓋をあけた時に、圧力が下がってジュースが噴き出てくるのをイメージするとわかりやすいよ

・プレートってなに?と思った子は、まず、こちらの記事を先によんでください↓

  • マグマとは
  • 地下の岩石が溶けたもの
  • 1000℃前後の高温の流体
  • 粘り気に関係する「二酸化ケイ素(SiO2)=シリカ」が含まれている
  • マグマは微妙に成分比率がちがい、固まった時の色が違う
  • 日本に存在する4種類のマグマ
  • 玄武岩マグマ
  • 安山岩マグマ
  • デイサイトマグマ
  • 流紋岩マグマ

参考:火山噴火のしくみ(気象庁ホームページ)

噴火は、それぞれ爆発の大きさがちがう

火山が噴火するときは、火山によって爆発の大きさがちがいます

マグマが爆発するようにでてきたり、爆発せず流れるようにでてきたりします

爆発するように噴火する原因は、

  • マグマが水分を多く含んでいる
  • マグマに粘り気がある

この2つの事が重なると、爆発するように噴火が起こりやすいです

日本には、爆発するように噴火する火山が多い

日本の火山は、爆発的に噴火することが多いです

その理由は、「水分」に関係しています

爆発的噴火のしくみ

日本列島の下には、海水を多く含んだ海洋プレートと呼ばれるプレートが地下深く沈み込んでいる

その海水を多く含んだプレートが地下に潜りこむと、水分が多く浮上する

マントルが溶けてマグマになり、そのマグマには炭酸ガスと多くの水分が含まれることになる

炭酸ガスが泡になり、マグマとともに浮上し始めると、マグマに含まれている水分は溶けきれなくなり、気泡(水蒸気)に変わる

マグマが地表に近づくにつれて、水がどんどん気泡に変わり、周りからの圧力もどんどん低くなり、気泡自体の圧力が膨れ上がる(粘り気のあるマグマの場合は特に気泡が逃げることができない為、中で圧力がかかったままになる)

マグマが地表付近まで上がってくると、気泡の圧力に耐えることができなくなり、爆発する

粘度の高いマグマの場合は、気泡がぬけず爆発します

粘度の低いマグマの場合は、気泡がぬけやすく爆発しにくいです

息子

どろどろのマグマの中に空気が入っていると、空気がぬけずどんどんたまって大きくなって、地面まででてきたら勢いよく噴き出すんだよ

管理人ママ

日本列島のまわりには、海洋プレートとよばれる海水を多く含んだプレートがあるから、爆発するように噴火がおこりやすくなるよ

・プレートってなに?と思った子は、まず、こちらの記事を先によんでください↓

まとめ:富士山も火山

日本一高い山、富士山も火山です

富士山のような1つの大きな山を「独立峰(どくりつほう)」と言います

覚えておきましょう

火山について学べる学習まんが紹介

読書が苦手な子でも楽しく読める、火山について学べる学習まんがを紹介します

実験対決シリーズ

科学がすきな小学生が、学校ごとにチームを結成して、科学実験の大会に参加します

次々に現れるライバル校を相手に、科学の問題に挑戦して勝ちぬいていく、実験バトルを繰り広げるマンガです

息子

この巻では、日本チームが火山の噴火実験をしてるから、マンガを読むだけで噴火のしくみが理解できるよ

サバイバルシリーズ

フィリピンに旅行に行った主人公たちが乗った飛行機にトラブルが起き、密林に墜落

脱出する途中で火山が噴火し、その中を逃げ延びる物語です

噴火の仕組みなどをマンガを読むだけで学べます

息子

噴火の種類や、噴火のときにでる火山灰についいても学べるよ。すごくわかりやすいよ

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この記事を書いた人

マンガ大好きな子をもつ、読書が癖の管理人ママです。

マンガなら読める息子に、本を読んで知識を身につけてほしい……

という想いから「学習マンガ」を「1ヶ月75冊」買い与えました。

その結果、
・本が好きになった
・テストの点が20点以上あがった
・好きな科目ができた
このように学習マンガでも十分知識を身に付けて、結果がでるようになりました。

当サイトでは、学習マンガを主に紹介しています。
マンガなら読めるという子が、息子と同じように読書好き、本好きになってくれたら嬉しいなと思います。

アウトドアの仕事で得た経験や知識も子どもでもわかるように発信中です。

子ども向けプログラミング教室紹介サイトも運営中なので、必修化について気になっている方は下記リンクからプログラミングの記事へとんでください。

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